カガミクリスタル（KAGAMI CRYSTAL）とは
名称：カガミクリスタル（KAGAMI CRYSTAL）
国、産地：日本の茨城県龍ケ崎市
何の会社：クリスタルガラスを製造する企業
創業年：1934年
現在：「有」2022年現在
カガミクリスタル株式会社は、日本の茨城県龍ケ崎市に本社・工場を置く、クリスタルガラスを製造する企業である。
現在、250以上の日本大使館・領事館で公式に使用されており、ガラス食器メーカーとして日本を代表する存在の一つである。
ガラス食器の他、花瓶・灰皿、江戸切子・オブジェ等の工芸品、オーダーメイド品、ウイスキー瓶や香水瓶の制作を行なっている。
各務鑛三の伝えたグラヴィール（エングレービング）工法を得意とする特徴がある。
カガミクリスタルについて
南満州鉄道のガラス工場からドイツに留学し、後に帰国した各務鑛三（かがみこうぞう）により、大倉陶園の後援を受けて1934年（昭和9年）に創業した。
大倉陶園社有地に建設された当時の工場は、日本初のクリスタルガラス専門工場であった。
1930年（昭和5年） 東京市滝野川に各務クリスタル工芸硝子研究所設立
1934年（昭和9年） 各務鑛三、日本初のクリスタル専門工場「各務クリスタル製作所」を東京に創立
1937年（昭和12年） パリ万国博覧会名誉賞受賞
1939年（昭和14年） ニューヨーク万国博覧会名誉賞受賞
1959年（昭和34年） 皇太子ご成婚にあたり妃殿下御用品製作納入
1960年（昭和35年） 東宮御所ご造営に際し、壁面ガラス製作施工 各務鑛三、日本芸術院賞受賞
1961年（昭和36年） サントリーインペリアルウィスキー瓶、納入開始
1985年（昭和60年） カガミクリスタル株式会社に改称、日本板硝子(株)資本100％になる
1990年（平成2年） 天皇陛下御大礼饗宴用食器製作納入 本社・工場を茨城県龍ケ崎市へ移転
1992年（平成4年） 皇太子御成婚にあたり、東宮御所御用食器製作納入 新吹上御所ご造営にあたり、天皇皇后両陛下御用食器製作納入
1996年（平成8年） 各務鑛三生誕100年記念展開催
1997年（平成9年） 外務省へ在外公館(日本国大使館)正餐用の新細脚ライン製作納入 茨城県郷土工芸品に指定される
2010年（平成22年） 天皇皇后両陛下御用食器製作納入
2016年（平成28年） ブランドロゴ、マークを一新。ブランド名をカガミクリスタルからKAGAMIへ。
古いカガミクリスタルの色ガラスのお皿です。
5色セット
カガミクリスタル（KAGAMI CRYSTAL）江戸切子 ペア ロックグラス
「各務（かがみ）」の「クリスタル」か「クリスタル」の「各務」かといわれ、ながいあいだただ一つの専門メーカーとして鉛クリスタルガラスをわが国に紹介してまいりました弊社は、最近ようやく同業者が出始めるまでに広く愛好されるようになりましたことを心からうれしく思っております。
と、書かれたリーフレットが入っていました。
東京都大田区西六郷1丁目
株式会社 各務クリスタル製作所
とあるので、1985年以前の商品です。
深いカットの切子のタンブラーとアイスペールのセット。
イニシャル入りウイスキーグラス
カガミクリスタル プレステージライン 赤ワイングラス
品番 – K9802-F8
世界に通用するオーソドックスな形状と機能性を誇るオープンライン、
「プレステージライン」シリーズ。
海外日本大使館等、公館用食器の原型です。
1客 ¥18,700(税込)
口径62mmx高さ181mm・250ml
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