ロールストランド(Rorstrand)とはスウェーデンの陶器メーカー

ロールストランド(Rorstrand) 海外ブランド、産地
ロールストランド(Rorstrand)

ロールストランド(Rorstrand)とは

名称:ロールストランド(Rörstrand)
国、産地:スウェーデン
何の会社:陶器メーカー
創業年:1726年
現在:「有」2022年現在(現在はフィスカース)

ロールストランド イレーネ コーヒーカップ&ソーサー
(Rorstrand Irene Tea Coffee Cup Saucer)

イレーネは20世紀のロールストランド社を代表する鮮やかなデザインです。

絵付けはハンドペイント。

デザイナーはオーストリアのローズマリー・ベネディクト(Rosemarie Benedikt)です。

Ireneシリーズは1966年から1977年にかけて作られました。

ロールストランド社は1726年にスウェーデン王室御用達の釜として創業した、ヨーロッパで2番目に古い歴史を持つスウェーデンの陶器メーカーです。
(一番古いのはマイセン 1709年)。

ロールストランドについて

ストツクホルムのロールストランド城の中に、ドイツの陶芸家ヨハン・ヴォルフが創設した窯が始まりです。
ここで食器が作られるようになり、陶磁器の器での食事を多くの人ができるようになりました。

それ以前は、主に金属製の器で食事をしていました。

18世紀に装飾性に富んだ高品質な製品で高い評価を受け、19世紀後半になると芸術性に溢れる優れた製品で国際的な賞をいくつも受賞するようになりました。

ノーベル賞授賞式の晩餐会で使用される食器は決まってロールストランドの「ノーベル」です。

2001年~フィンランドのイッタラの傘下となりましたが、その後もロールストランドブランドを存続し格式高い製品を生み出し続けています。

【ナチュラグラッセトライアルセット】

買収について

1990年 アラビアがハックマングループ(Hackman Group)に買収される。
その時同時に買収されたのが、イッタラ=ヌータヤルヴィとロールストランド=グスタフスベリ

2001年 フィンランドのイッタラの傘下となる。

現在はフィンランドのフィスカース社の傘下の企業のひとつとなっており、製造拠点も国外へ移るなど、スウェーデンにおけるロールストランドの歴史は2005年12月30日のスウェーデン国内製造拠点の閉鎖に伴いおよそ280年の歴史に終止符が打たれている。

スウェーデン国内拠点の閉鎖に伴いロールストランドというメーカーのその面影は殆ど見られなくなってしまっているが、往年の名作であるエデン(Eden)やモナミ(Mon amie)といったシリーズはオリジナルとは違った形で製造を続けられていると共に、近年の北欧のモダンブームにより60年代や70年代に製造されたオリジナルアイテムに大きな注目が集まっています。

フィスカース ジャパンの取り扱いブランド

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