リチャードジノリは伝統に裏打ちされた高品質なテーブルウェアやインテリアアイテムを提案

リチャードジノリ(RICHARD-GINORI) 海外ブランド

リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)とは

名称:リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)
国、産地:イタリア
何の会社:総合陶磁器メーカー
創業年:1735年
現在:「有」2022年 現在(グッチリチャードジノリ)

リチャードジノリについて

リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)は、イタリアの総合陶磁器メーカー。
便器、洗面台等のサニタリー製品は、分社化され、Pozzi-Ginori社が行なっている。

1735年 カルロ・ジノリ侯爵がトスカーナの自領ドッチァに創設した磁器窯が始まりです。

1700年ごろまで、ヨーロッパでは磁器を作ることが出来ず、中国や日本の磁器の精巧な美しさに人々は憧れを抱いていました。

カルロ・ジノリ侯爵はトスカーナ大公国の要職にあり、時代の要求を敏感に察知する進歩的な人物で、鉱物学にも造詣深かったことから自ら原料土を捜し、ペースト練りや発色の研究をして、イタリア初のドッチァ窯を誕生させました。

1896年 アウグスト・リチャード氏によるリチャード陶磁器会社(ミラノ)との合併により、リチャード ジノリ陶磁器会社が設立されます。

ヨーロッパで一世風靡した芸術運動「アールヌーボー(新しい芸術)」はイタリアでは「リバティ・スタイル」と呼ばれています。

リチャード・ジノリ ソル エ フルッタ カップ&ソーサー
Richard Ginori SOLE E FRUTTA

リチャードジノリ ミュージオフィオッコ カップ&ソーサー
Richard Ginori Museo Fiocco

Richard Ginori Made in Italy FIOCCO Cup And Saucer

Manifattura Di Laveno Paola navone collection by Richard Ginori C&S

「GINORI 1735」は新しいブランド名

2020年9月、“GINORI 1735” という新しいブランド名とブランドアイデンティティを展開していくことを発表しました。

これに伴い、日本でのブランド名表記も、リチャード ジノリ(Richard Ginori)からジノリ1735(GINORI 1735)へと変更。

またブランドカラーは、品格とフレッシュさをたたえたジノリコバルトになります。

リチャードジノリ ベッキオ・ホワイト ティーポット
RICHARD GINORI Vecchio White

リチャードジノリ ピノキオ マグ
RICHARD GINOR PINOCCHIO

赤鶏シュガーポット ベッキオレッドコック
Richard Ginori VECCHIO RED COCK

今から250年ほど前、ヨーロッパに渡った有田焼の絵皿に描かれた「粟とうずら」を、創業者カルロ・ジノリの時代にモチーフとして使われ始めました。

リチャードジノリ インペロ イエロー
RICHARD GINORI IMPERO

リチャード・ジノリ ラビリント スカーレット ティーソーサー 13㎝
RICHARD GINORI LABIRINTO SCARLET


リチャード・ジノリ ラビリント スカーレット ティーカップ&ソーサー参考価格:10,560円

美しい迷宮を彷彿させる「ラビリント」は、1926年にジオ・ポンティが制作したパターンからインスピレーションを得たコレクションです。古代文明とジオ・ポンティに代表されるイタリアモダンを見事に融合させ、規則的な配列が洗練されたイタリアンモダンの世界を際立たせています。

合併情報

1896年 カルロ・ジノリ侯爵が創設したドッチァ窯と、ミラノのリチャード製陶社との合併により、現在のリチャード ジノリ陶磁器会社が設立されます。イタリア最大の陶磁器メーカーとなりました。

2012年 多額の負債に加え金融危機で経営難に陥り、陶磁器の製造を中止。

2013年 イタリアのフィレンツェ裁判所は、リチャードジノリに対して破産宣告。

2013年 買収が承認され、グッチの子会社GRG S.r.l.(グッチリチャードジノリ)となる。

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