三盛竜光作 木目込雛人形十五人揃 ひな祭りに向けて 雛人形を飾る

三盛竜光作 木目込雛人形十五人揃 ひな人形 今日の一言(wordoftheday)

雛祭り(ひなまつり)とは

ひなまつりは女の子の健やかな成長や幸せを願う日。
3月3日の節句(上巳の節句、桃の節句)に行われる年中行事です。

ひな人形(「男雛」と「女雛」を中心とする人形)に桜や橘、桃の花など木々の飾り、雛あられや菱餅などを供え、白酒やちらし寿司などの食事を楽しむ節句祭りです。

年中行事としての雛祭りは江戸時代までには定着したとされ、この頃には製作技術の発展によってさまざまな人形が作られるようになり、雛人形の鑑賞を楽しむスタイルに変化したとされています。

ひな人形を飾る時期、片づける日

雛人形は、「この日から飾るのが正しい」という明確なルールはありません。
一般的には節分の翌日(立春)から2月中旬頃までに飾るのが好ましいとされていますが、節分より早く飾ることにも問題はありません。

ただ、昔から「一夜飾りは縁起が悪い」と言い、お節句の前日になって慌てて雛人形を飾るのはタブーとされています。

雛人形を片付けるのは「お節句が終わったらできるだけ早く」とされています。

片付けないと娘の婚期が遅れるなどの不幸に見舞われるとされました。

桃の節句は、雛人形に子供の穢れを移して厄を祓う行事でもあります。

雛人形を片付けることは、流し雛を川へ流すのと同じ意味合いがあるとも考えられます。
そのため、ずっと片付けずに雛人形をそばへ置いておくと、移した穢れが戻って来てしまうと考える方もいるようです。

だらだらと雛人形を飾り続けないということが大事で、何が何でも3月4日に片付けなければダメということではありません。
日付にとらわれず、お節句が過ぎたらなるべく早目に、お天気のよい日を選んで雛人形をしまいましょう。

三盛竜光作 木目込雛人形

三盛竜光作 木目込雛人形十五人揃 ひな人形
三盛竜光作 木目込雛人形十五人揃 ひな人形

木目込み人形、加茂人形とも呼ばれ、京都の下賀茂神社の奉納箱の職人が残り物の木で木目込み人形を作ったのが始まりとされ、300年近い歴史があります。

木目込みとは桐の粉とのりを混ぜたものを固めたものに溝を彫り、そこに様々な布地をへらで入れ込む(木目込む)木製の人形の事です。

竜光作となっておりますが、詳しい資料はなく今はもう作られていないのでしょう。

布地が今のもののように煌びやかではなく素朴で落ち着いた色合いなので、独特の味わいがあると思います。

顔も細い筆で目を描いているので、柔らかく優しい表情です。

今では小さな頭の現代風の人形も作られているようですが、少し昔の丸くかわいい顔立ちの人形が好きです。

ガラスのケースが付いているものもあるようですが、古い蕎麦屋のお盆に二つに分けて飾ってみました。

山口大内塗 雛人形

大内人形とは、室町時代から伝わる伝統工芸品「大内塗り」を用いた、山口県を代表する伝統工芸品のひとつです。

大内塗は、室町時代に現在の山口県で栄華を誇った大内氏が、京から職人を呼び寄せて漆器や刀のさやなどをつくらせたことが始まりだといわれています。

愛らしい表情の大内人形も、大内氏九代当主・大内弘世(ひろよ)が京から嫁いできた妻のために、その職人たちにつくらせたもので、伝統工芸として定着しました。

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