リーデルのワイングラスはワイン生産者の意見を取り入れて作られているのが特徴

リーデル (Riedel) 海外ブランド

リーデル (Riedel)とは

名称:リーデル (Riedel)
国、産地:オーストリア、クフシュタイン(創業当時はボヘミアで、現在のチェコ西部・中部)
何の会社:高級ワイングラスや関連ガラス製品を製造するメーカー
創業年:1756年
現在:「有」2022年現在

リーデル (Riedel)について

リーデルは、1756年にボヘミア(現在のチェコ西部・中部)の地で始まったガラス製造の老舗。

創業当時は、バカラのようなほかのクリスタルガラスメーカーと同じく、香水瓶やシャンデリアなども製造していました。

1950年代後半になってリーデル家9代目当主クラウス・リーデル氏がそれぞれのぶどう品種に合ったワイングラスを考案します。

同じワインでも異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わるという事に着目し、世界で初めてブドウ品種ごとに理想的な形状を開発。

これらのグラスは、世界中のワイン生産者たちと共に“ワークショップ”と呼ばれるテイスティングを繰り返して決定され、ワインの個性や造り手の想いまでも忠実に再現するグラスとして、ワイン生産者や愛好家の方々から絶大な信頼が寄せられています。

リーデル オーシリーズ オークド・シャルドネ(モンラッシェ)

11代目のマキシミリアン・ヨーゼフ・リーデルは
2004年にはブドウ品種別にデザインされたステムのないワインタンブラー<リーデル・オー シリーズ>を発表しました。

グラスの生産年度を見分ける

リーデルのグラスは何年に生産されたのか、一目で分かるようになっています。

調べ方は2通り、一つはグラスに貼られた「シール」
もう一つはグラスの台座(底面)の刻印マークです。

リーデルのグラスはハンドメイドとマシンメイドがあります。

1995年以前はハンドメイドおよびマシンメイドの区別が無く、全てのグラスに「CJR」マークがサンドブラストで刻印されていました。

1996年以降はハンドメイドとマシンメイドをロゴマークで分けています。

詳しく知りたい方はこちら

合併情報

2004年、ドイツのシュピゲラウ、ドイツのガラス会社(ナハトマン)F.X. Nachtmannと合併

リーデル社はリーデル、シュピーゲラウ、ナハトマンの3ブランドに支えられ、今も市場で安定した地位を保ち続けています。

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