舘林喜助は有田焼「源右衛門窯」五代舘林源右衛門の三男に当たる

舘林喜助(Tatebayashi-kisuke) 日本のブランド、産地

舘林喜助(Tatebayashi-kisuke)とは

名称:舘林喜助(たてばやしきすけ)
国、産地: 日本 佐賀県 西松浦郡 有田町
何の会社:有田焼の窯元
創業年:1979年
現在:「有」2022年現在

舘林喜助について

伝統工芸 舘源 舘林喜助工房では、今では少なくなった、昔ながらの手描きにこだわり、機械転写やスタンプ、プリント描写を一切用いず、一つ一つの有田焼を筆で丁寧に総手画きしています。

また、上質な陶土を使用して、より澄んだ白い地肌と使い易く丈夫な形状のデザインで親子にわたり長年使い続けられる作品を目指し日々、有田焼の制作を行っています。

館林喜助(五代源右衛門の三男)染め錦水引草絵 湯呑揃

舘林喜助氏は、有田焼「源右衛門」ブランドで有名な源右衛門窯、故五代舘林源右衛門の三男に当たる。

源右衛門窯の先代、六代源右衛門(金子源氏)は現在のようなブランドを育てた中興の祖だが、五代の直系ではなかった。

また源右衛門窯には現在は襲名した源右衛門は存在しない。

喜助氏は五代の直系で現在も作陶している数少ない作家である。

館林喜助 絵変湯呑揃

喜助氏は、さすがに古伊万里、鍋島、さらに「源右衛門」に似ている部分もあるが、それ以上に独自の世界を持っている。

本人は、「伝統にとらわれず、可愛いものを作るよう心がけている」と言い、形も絵も自らで考案する。

白磁に草花や鳥、魚を描くことが多いが、その絵柄、色使いは、自然・写実でありながら独創的であり、可憐であり華麗である。

本人は作家活動を好まず、展覧会出品をしない。

作るものは、あくまで皿、カップなど日常使いの食器が中心。

しかし、その作品は、有田の伝統の中できわめて新鮮であり、あらためて焼き物の美しさを教えてくれる。

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